龍神様と。

小さな頃から木のフシが顔に見えたり

信号は自分の魔法で変わると思う

ちょっと残念な子供。

基本は殆ど変わらず年だけ重ねた。

 

龍や女神に見える雲を探して
いつも空を眺めていたが
何かの本で

「龍雲に意味は無い。たまたまそこに居ただけ。」と読み、
見つけても意味は無いと
かき消していた。

その日は電気を消しても眠れず布団の中で

眠気が来るのを待っていた。

いつもは隣で眠る娘が友達と電話をするからと

襖を隔てた部屋にいた。

境の壁には上部に、すりガラスが入っている。

ポッとガラス越しに緑の光が見えた。

「まだ眠ってないな!スマホの明かり!」

ちょっとイラついている自分がいる。

 

チラチラ動く緑の光。

こんなに反射するのか・・・と天井を見上げると

黒くて細い影のようなかたまりが大きくうねっては

光と共にフワッと落ちてくる。

気のせいかと思い天井を見ていると黒いかたまりは

何度も頭上にうねりながらやって来ては

フワッと落ちてくる。

枕元のスマホを手に取ると時刻は4時44分。

ゾロ目の意味を調べてみる。

とても素敵な意味だったが、

初めての事で戸惑いや

怖さの方が大きく

布団をかぶり

そのまま眠ってしまった。

 

次の日、友達のMちゃんに状況をメールした。

Mちゃんはタロットやヒーリングで

ハイヤーセルフと呼ばれる存在と共存する人。

昨日も、Mちゃんのハイヤーセルフ ゴンちゃんと

勝手に友達宣言していたんだった。

「祐ちゃん、それ龍神さんだよ!」

「ゴンちゃん?」

「違う龍さんや。ゴンちゃんが繋いでくれたんやと思う!  」

なんてこった!嬉しい。

怖くなって布団をかぶってしまったことも

そんな事では、怒ったりしないと聞いて安心した。

 

それからは光を見ていないが近くに居ると思った。

名前を聞いてみたくて心の中で願ってみた。

交差点の右側に有るコミュニティセンターのクリスマスイルミネーションが様々な点滅をする中

「八」の漢字に見える点滅を繰り返す。

「ハチさんなの?エラく和風で・・・」

その日から「八さん」

親しみ込めて「八っつぁん」と呼ぶように。

「 意味は無い 」と聞いてかき消していたのは

自分の心を無視していた証拠。

私が「居る」と思えば「居る」で良かったんだ。

 

それでもどこか まだ人の目が気になっていた私は、

龍雲専用のアカウントを作ってそちらに龍雲を載せていた。

Facebookでシェアをした際、どのアカウントでも

私が投稿したと出る事に今更ながら気付く。

公開した画像を友達は

何の不思議もなく見てくれる。

龍神さんの事、

沢山の目に見えないものが見守ってくれてる事、

お茶を売る私、お母さんの私・・・。

全部ひっくるめた、私を

好きで居てくれる仲間や

子供達。

みんなのお陰で

隠していたり別の人になろうとして

バラバラだった心が、

一個にまとまった気がする。

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