1月の。

もう三年近く父とはギクシャクしていた。

何度も考え直すように言われたが離婚したし、

その後、娘は不登校になるし。

長く教育現場に携わった父が、

1番身近にいる

娘と孫を諭す事が出来なかった事を悔やんでいると

母に聞いた。

しかし昔のように激しく叱責する事は無く

すれ違う日々を送った。

 

12月に入って、2年以上不登校の娘が

「やはり高校に行きたい。」と言う。

行きたい高校の試験日は1月30日。

中学の先生は寝た子は起こすな!で

戸惑いを隠せないのが分かる。

頼りにするのはやめた。

 

さあ どうするか。

 

私の勤め先にチラシを置きにいらした

塾の先生が浮かんだ。

学校に行って無い旨を話すと

いつでも見に来てと言って下さってたなあ。

ここは甘えるしかないな。

勤め先から徒歩五分。場所も申し分無し。

約束を取り付けてお願いに上がる。

 

まだ立ち上げて間も無い塾に

2年以上全く勉強せず自由に生きてきた15歳を

たった1ヶ月と少しで希望の高校に!と言う

非常に過酷なミッションを受けて頂いた。

 

父は孫の変化を手放しで喜び、

送迎をしてくれると言う。

無事故無違反だが80歳を越えて最近は

時々危ない事がある為、運転は私がして

隣に乗った。近くのコンビニで待つ間、

塾が終わったら食べるだろうと温かい食べ物を買ってくれた。

 初めて挑戦したカフェラテをとても気に入って

車中飲みながら話をする。

何度も何度も「引き受けてくれる塾に出会えて良かったなあ~」と言いながら。

 

送迎は続いた。

 

1月24日は小雪がちらつく寒い朝だった。

昼にスマホを見ると家族LINEに

「お父さんが倒れました。今病院です。見たら連絡下さい」と姉が静かに通知している。

只事では無いのが逆に伝わり急いで病院に向かう。

 

脳内出血。止まるのを期待したが増え続け

命が危なくなり夕方から緊急手術をする事に。

私のせいだ・・・!!涙が溢れる。

そこから私の中の全てが止まってしまった。

つづく・・・

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